2010/12/30

文字化け!?

「結コン」「離コン」「コン活」の「コン」という漢字が「婚」と文字化け します していました。
今のところ、この文字だけなのですが、どうやったら治せるのでしょうか?

とりあえず、思い当たるのは文字コードなので、現在のBloggerのデザインテンプレートを確認してみよう、とはいっても、私の知識では、お手上げ。

実のところHTMLなどの知識はほぼないのです!!
まあ、見よう見真似(?)で、命令は<>で囲んでいるとか、命令の最初は<>で、終わりは</>となっているな、とかはわかるのですが・・・。

で、文字コードについては、テンプレートの1行目に「UTF-8」とあるので、おそらく「UTF-8」がこのテンプレートで使われている文字コードだと気付きます。

「コン」という漢字と「婚」の文字は、コードが似ているのでしょうか?
それとも何か別の要因なのでしょうか?
なぜ「コン」という漢字だけなのでしょうか?

どこかにヒントはないか、WEB検索中です・・・。

とりあえず調べたこととして、それぞれのUTF-8コード(この言い方であっているのかも不明)は、
「5EA99A」(コンという漢字)
「C3AF」(文字化けの文字、「ウムラウト」だったかな?)
ん、3バイト文字!?
実は、文字コードのこともあまり知らないのです(^-^;)

結コン・離コンのことは、書くなということですかね・・・。

【追記】
IE (Internet Explore) では普通に見ることができました。
Chrome で文字化けするようです。

【さらに追記】
と書きましたが、治りました。何だったのでしょうか?
そしてこの記事はどうしたらいいのでしょう・・・。
化かされたのかな・・・。

2010/12/29

2010年プライベートな5大ニュース

2010年を振り返り、プライベートな5大ニュースを挙げてみます。

  1. 離婚
    やはり一番大きいことは、これです(>_<)
  2. 転勤
    東京から大阪に転勤。これも大きい。勤務地が変わったことはそれほどでもなかったのですが、担当窓口が変わったことが大きいです。
  3. 新PC購入
    転勤したついで、ではないですが、新生活のもろもろとともに購入。古いPCと比べサクサク動く。
  4. ブログ再開
    結婚前に少し書いていたのですが、結婚後はご無沙汰。久々に書き始めました。昔書いていたブログはバックアップを取っていなかったので存在しません(>_<)
  5. ツイッター開始
    携帯電話から始めたツイッター。今はPCからの方が楽になりました。また、いろいろな情報に疎く、調べたいことは自分で調べるというスタイルなので、自分でフォローした方々のつぶやきを見る、ということは、自分が知りたいことに+αの情報があり、面白いです。
離婚はいい出来事ではありませんでしたが、いい経験になりました。転勤は、慣れてきた東京を離れるのは残念でしたが、生活を一変するいい機会になりました。出会いあり別れあり・・・色々なことが盛りだくさんの1年であったように思います。

さて、来年はどのような1年になるのか?
楽しみです。

訊く・聴く・効く

『Associe』2011年1月4日号に「最強の『質問力』」という特集があり、その中で「『詰問』を避ける工夫を」というコラムがありました。

そこには、質問の順序も大切であること、例えば次のような順番で質問をすると、最初に、一緒に考えるというスタンスを取ることができ、そして、相手が今まで気づいていなかったことを認識してもらうように促し、相手の要求を見極めた後で、その期待値を少し上回る対応をすると相手の満足度が高くなる、ということが書かれていました。
  1. 「ゴールとして、どんな状態をイメージしていますか?」
  2. 「課題解決に向けて、どんなアプローチをお考えですか?」
  3. 「弊社がお力になれることとして、どんなことを期待されていますか?」
質問ばかりになると、詰問調になってしまうときがあります。特に理由を聞くときに、「なぜ」を連発してしまうと相手は閉口してしまいます。

上の例でいうと、まずはゴールをイメージしてもらうことで、相手にイメージしてもらうだけでなく、自分自身もイメージすることで相手の希望を明確にしようとする質問です。そこには、この商品・サービスを売ってやろうとか、何か解決策を出してやろうという意志はなく(あったとしても口には出さず)、まずは問題点を共有しようとしています。

次に、相手の考え、問題解決のアプローチを聞くことで、相手がその問題に対してどう考えているのか、そして最後の質問で相手の自分に対する期待を確認し、そこから提案という流れです。

まずは相手のことを「訊く」こと、そしてその言葉を「聴く」こと。
そこから自分の意見や提案を伝えることが「効く」のかもしれません。

2010/12/28

twitter への投稿テスト

以下の記事を参考に、ブログの更新を twitter に直接投稿できるかの実験です。

『クリボウの Blogger 入門』
「Blogger の更新情報を Twitter へ自動投稿する」

今までは FriendFeed を利用していましたが、直接 twitter に投稿できるならその方がいいのです。

【追記】
思ったよりも早く twitter に投稿されました。
以下がそのツイート。
ブログの更新時間は18:16。ツイート時間は18:16。ほぼ同時です。

ブログ更新しました: twitter への投稿テスト http://goo.gl/fb/82d2Wless than a minute ago via Google



ちなみに、上記のようにツイートをブログ内に貼り付ける方法も、『クリボウの Blogger 入門』で見つけました。ありがとうございます。

GIMPメモ

マイコミジャーナルにGIMPの使い方があったので、メモ代わりに。

http://journal.mycom.co.jp/articles/2007/12/25/gimp2/index.html

http://journal.mycom.co.jp/articles/2008/05/01/GIMP2/index.html

http://journal.mycom.co.jp/articles/2008/07/22/gimp2/index.html

オペレーターという呼称

コールセンターで電話をかけたり受けたりするオペレーターの呼称は様々あります。

単に「オペレーター(operator)」と呼んだり、「電話オペレーター」と呼んだり。
他には「コミュニケーター(communicator)」「テレコミュニケーター(tele-communicator)」「CSR(Customer Service Representatives)」「TSR(Telephone Services Representatives)」「エージェント」など。たいていはコールセンターごとに呼び方は決まっています。

このブログでは、「オペレーター」で統一していますが、個人的には、「コミュニケーター」とか「CSR」「TSR」という呼称が好きです。

理由は、オペレーターというと、「処理する人」というイメージがあるからです。英語でいうとオペレーターは「operator」、操作する(operate)する人(-er)です。opereteにも様々な意味がありますが、私は「操作する」「作業する」といった意味を思い浮かべます。

以前はそうだったのかもしれません。電話で処理を頼んで、その処理を行う、それが仕事だったのかもしれません。しかし今日では、申込手続きや登録等の各種変更手続きなどはWEBや自動音声応答など電話以外のツールで行えることが増えてきました。単なる手続きは機械で行えます。

それでもなお電話窓口が存在しているのは、「相談したい」「話しながら確認したい」「文章だけではわかりづらいので詳しく聞きたい」など、個別の対応としてのニーズがあるからです。個人個人に対してコミュニケーションを取っていく、結果的には単なる処理で終わることも多々ありますが、オペレーターの仕事は、単なる処理よりもそこに至るプロセスの方が重視されています。

「オペレーター」という呼び方では、プロセスを重視しているという姿勢が欠けているように感じてしまいます。

「名は体を表す」という言葉があります。「オペレーター」と呼んでいると、「オペレーター」として業務を行うことで満足する人もいるかと思います。


もう一つ、大切なことは、個人に対して「オペレーター」等と呼ばないことです。「そこのオペレーターさん、ちょっと来て」というよりは、「○○さん、ちょっと来て」の方が格段にいいです。

私の勤めるコールセンターでも、最近、新人のオペレーターさん(重ねてですが、このブログではオペレーターに統一しています)がたくさん業務を開始しています。名前を覚えることが最初の仕事だと思っています。

2010/12/27

漢字の「B」

物事の捉え方は人それぞれ違うということはわかっていますが、やはり自分が思っていなかったことを人から言われたりすると驚いてしまうことがあります。そして同時に、なるほど、と思うことも。

捉え方が違うということを誰かに話すとき、あるいは誰かに聞いたとき、私は必ずといっていいほど思い出すことがあります。

それが、「アルファベットの『B』という漢字」です。

コールセンターのSVになる前、私はオペレータとして電話対応をしていました。そこで名前を伺ったあと、その名前の漢字を確認したところ、「アルファベットの『B』という漢字」と言われました。

確か、アヤノさんかヒロノさんというような名前だったと思います。「ノ」という漢字を聞いたときに「『B』という漢字」と言われたのです。

既にお気付きの方もいらっしゃると思いますが、その方の言われていた漢字は「乃」。言われてみれば、なるほど、と思います。しかし、電話窓口で「アルファベットの『B』という漢字」と言われたときは、ちょっと考えるために聞き返してしまいました。

「乃」という漢字であると気付いたあと、私は「『乃木将軍』の『乃』ですか?」と聞き返しましたが、相手の方は乃木将軍をご存じなく確認取れず。続いて、「刀という漢字の右肩が折れている漢字ですか?」と確認して、「そう、それです」となりました。

認識が人それぞれ異なるということ、そして漢字を言葉だけで伝えることの難しさ、さらにはお互いの認識を確認しながら進めていくことの大切さをあらためて感じた経験でした。

2010/12/26

分解する

ロジカル・シンキングでのポイントのひとつに「分解する」ということが挙げられます。

大きな問題でも小さく分ける(分解する)ことで、解決への具体策が見えてきたり、今まで見えていなかった事柄にも目を向けることができるからです。

コールセンターの指標のひとつに「応答率」というものがあります。
「応答率」とは、着信した件数の中で応答した件数したの割合がどのくらいか、を見る指標です。

電話がなったとしても、全てを取りきることができるとは限りません。
一時的に集中して電話がなったりすると、その電話を取るオペレーターが全員話し中であったりすることがあるからです。

皆さんも、どこかのコールセンターに電話をかけたとき、「ただいま混み合っておりますので少々お待ちください」等のアナウンスを聞いたことがあるかと思います。もちろん待っていただければ、オペレーターが電話を終えて次の電話を取ることができますが、待ち時間が長くなってしまうと、途中で電話を切ってしまったりもします。

電話がつながったのに、オペレーターと話をする前に切れてしまった電話を「放棄呼」と呼んでいます。着信した電話は「着信呼」、応答した電話は「応答呼」です。
そして「着信呼」「応答呼」「放棄呼」の件数をそれぞれ「着信件数」「応答件数」「放棄件数」と呼んでいます。

「応答率」は、着信件数のなかで応答した件数の割合ですので、応答率が高いほど電話がつながりやすく、お客様をお待たせしていない、という指標です。そのためコールセンターでは、常に応答率を気にして、そしてできるだけ応答率を高めようとしています。

では、応答率を高めるためには、どのようなことをすればいいでしょうか?

それを考える切り口となるのが、「分解する」作業です。

応答率とは、着信件数の中で応答した件数の割合ですので、式を立てると以下のようになります。
応答率=応答件数÷着信件数
言い換えると、「応答率」は「着信件数」と「応答件数」で構成されています。

ここから、応答率を高める方法を考えるとすると、2つの方向が見えてきます。ひとつは「応答件数を増やす」こと。もうひとつは「着信件数を減らす」ことです。

「応答件数を増やす」ことも、さらに分解することができます。例えば「オペレーターの人数を増やす」「電話1本あたりにかかる時間を減らす」など。
「着信件数を減らす」ことも、分解できます。「単純な手続きは電話以外で対応する」「クレーム電話を減らす」など。

コールセンターで応答率を高めようとする場合、ともすれば「応答件数を増やす」ことにしか目を向けず、いたずらにオペレーターの数を増やしたり、オペレーターに「早く早く」と急かしてしまったりすることがあります。

応答率を高めるためには、「着信件数を減らす」という視点も必要です。

通常、応答件数を増やすことへの対策の方が、実行しやすく効果もすぐに現れます。
しかし、例えば、毎日、「不調不良品の電話がたくさんかかってくる」というコールセンターならばどうでしょう?当然のことながら、不調不良品を少なくすれば、それだけ着信件数も少なくなります。
今のオペレーターの人数でも対応できる可能性もあります。

そんなときにオペレーターの人数を増やしたり、「早く電話を取って」と急かしたりしても、何の解決にもなっていません。

ロジカルシンキングとは、切り口や手段、あるいは視点を発見するための考え方でもあります。

ブログの更新をtwitterに投稿する

ブログを更新したときに、「更新しました」とツイッターでつぶやくのは結構面倒です。

ブログを更新したら、自動的にツイッターに更新連絡が投稿されるようにするにはどうしたらいいか、と探しているうちに見つけたことが、
FriendFeedを利用するという方法です。

他にもサービスはあるかと思いますが、ひとまず私はFirendFeedを使うことにしました。
以下のブログサイトを参考にしています。
twitter / ツイッターマスター「twitter, ブログ, メルマガ, Facebook, mixi, Flickr, FriendFeedの統合」

FriendFeedを利用することで、以下のことが可能です。
  • ブログを更新したら、その更新連絡(RSS)が自動的にFriendFeedに投稿される
  • FriendFeedへの投稿が自動的にtwitterに投稿される

以下、その方法を記載します。
動画を見つけたので、動画も貼り付けておきます。


1.まずは、FriendFeedに登録をしましょう。
ツイッターのアカウントを持っていれば、簡単に登録できます。

2.ブログのRSSをFriendFeedに登録する(動画)

Twitter使い方 Friendfeedを使う blogのfeedを登録



3.RSSをFriendFeedからtwitterに投稿する(動画)

Twitter使い方 Friendfeedを使う RSSを配信



これで、ブログのRSSがFriendFeedに投稿され、その投稿がツイッターに投稿されることになります。


【参考】

ブログにtwitterを表示させる

twitterのウィジェットを使えば、twitterのツイートを自分のウェブサイトやブログ、SNSサイトのページに表示できます。

方法は簡単で、
  1. TwitterのHPから「Twitter社について>関連情報>ウィジェット>自分のサイト」を選択
  2. 「プロフィールウィジェット」「検索ウィジェット」「お気に入りウィジェット」「リストウィジェット」のうち、表示したいウィジェットを選択
  3. カスタマイズやデザイン等の修正をしてコードを取得・コピー
  4. 自分のブログ等にHTMLとして貼り付け
です。

【参考(というか大元)】
Twitter Help Center「Twitter ウィジェットやバッジについて」

ブログ移転のお知らせ

ブログを移転しました。

過去のブログも少しずつこちらに移転しようと思います。
(一応、過去ブログへのリンクはこちら

Google Chromeを使用し始めましたが、Chromeでは、過去サイトの投稿・編集がしにくいのためです。

新たな投稿とともに、少しずつ移転もしていきます。

これからもよろしくお願いいたします。

2010/12/17

知識・情報は武器になるか

私の勤務するコールセンターでは、日々新しい情報が流れます。

それは、新商品や新サービスの情報であったり、時期的なキャンペーンの情報であったり、トラブル等の情報であったり…新しい情報が流れない日はほぼありません。そしてそれをオペレーターの皆さんにお伝えし、最終的にはお客様の耳に届けなければなりません。

膨大な情報に圧倒され、「覚えきれない」「詳細がわからない」といった声もオペレーターから出てくることも多々あります。特に、まさに年末のこの時期や決算期などは情報の量も多くなり、入電数も多くなり、「覚えたい、理解したいのに、情報を詳しく確認する時間がない。」と嘆く声も聞こえます。

私たちスーパーバイザー(SV)は、ほぼ毎日コールセンターに勤務し、オペレーターやお客様のの声や質問に耳を傾けているため、もちろん全部を全部覚えているわけではないのですが、よくある質問や問い合わせの多い項目などは頭に入っています。また、「去年もこの企画やっていたな」など、経験もあります。しかし、実際にお客様と対応するオペレーターは、パート・アルバイト玉石混交で、週2日勤務であったりする人もいます。

それなのに「前に情報流したでしょ。」と言ってしまうこともあります。
反省…。

「情報が覚えきれない」という声は、1対1での面談の場で聞くことがほとんどです。そんな時にそのオペレーターに言っていることは、「全部覚えることはムリ」です。
私もすべての情報を把握しているわけではありません。

経験や勘から、「このあたりにありそうだ」というアタリをつけて必要な情報を引っ張ってくる、という感じです。ですが、オペレーターに経験や勘を求めるのはおかしな話なので、おすすめしているのは以下のような方法です。
  • 情報のキーワードのみ覚えておく
  • 1日の情報の中で1番大切だと思ったものだけ詳細を確認する
  • 情報網をつくっておく
など。これらを全部伝えるのではなく、その場に応じてどれか一つを伝えるようにしています。

よく例える話が、「水道の蛇口」です。
蛇口をひねれば水がでます。
ビールやジュースは出てきません。たぶん。

水を求めるときは、蛇口を探します。
蛇口の場所を知っていれば、「あそこに行けば、水がある」となります。

情報も似たようなもので、何か蛇口のようなものを知っていれば、そこに行けばわかるということになります。「このキーワードで検索すれば出てくる」「あの人なら知っているだろう」「向こうの棚に置いていたな」など。

仕事だけでなく、普段の生活でもいえることです。

私たちの一人一人の頭の中で覚えられることは、コンピューターやインターネットで記録されている情報に比べると格段に少ないと思います。記憶力ではコンピューターに負けます。検索のスピードでも負けます。

しかし、コンピューターは、私が知りたい「これ」という情報をドンピシャリと提示してくれるわけではありません。

知識があるSVやオペレーターが優れているわけではありません。
もちろん、知識や情報は武器にはなりますが、持っているだけではあまり意味がありません。
さらに、情報が氾濫し、WEB環境も普及している現在では、知識や情報の量は大した武器になりません。

経験や勘を信頼しない人もいますが、経験や勘はその人の独自の情報です。日々の体験・経験はその人のものです。ここは大切にしたいと思っています。

なんだかテーマがはっきりしない記事になってしまいました。。。
m(_ _)m

2010/12/15

5つのビリヤード玉の問題(試行錯誤編2)

(これまで)

5つのビリヤード玉の問題(1)(2)(3)(4)(5)(6)

5つのビリヤード玉の問題(試行錯誤編)

 

循環数列のことはさておき、数列的に考えてみることを試みてみます。

アプローチの方法として、答えから考えてみるのも有りだと思いますので、5つのビリヤード玉の問題の答えから解き方の方向性を考えてみます。

考えるだけで、答えは出ない可能性があります(^-^;)

 

5つのビリヤード玉の問題での答えは、①③⑩②⑤でした。

そこで、まずこの答を数列Aとして、第1項が1、第2項が3、というように数列として考えます。

つまり、ここでは、A1=1、A2=3、A3=10、A4=2、A5=5、です。

 

次に、隣り合う2個のビリヤード玉を取ってその数字を足し合わせたことを考えて、数列Bを作ります。

つまり、B1=A1+A2、B2=A2+A3、B3=A3+A4、…という数列です。

さらに、今度は隣り合う3個のビリヤード玉を取って足し合わせたことを考え、数列Cを作ります。

C1=A1+A2+A3、C2=A2+A3+A4、C3=A3+A4+A5、…という数列です。

同じように4個の玉のため、数列Dをつくります。

 

すると、今、以下のような数列を作りました。

数列A: A1 A2 A3 A4 A5

数列B: B1 B2 B3 B4 B5

数列C: C1 C2 C3 C4 C5

数列D: D1 D2 D3 D4 D5

 

問題内の条件から、このA~D5は、1から20の自然数のどれかに1対1に対応していることになります。

 

ちなみに、5つのビリヤード玉の解答を当てはめると、以下のようになります。

数列A: ① ③ ⑩ ② ⑤

数列B: ④ ⑬ ⑫ ⑦ ⑥

数列C: ⑭ ⑮ ⑰ ⑧ ⑨

数列D: ⑯ ⑳ ⑱ ⑪ ⑲

(ブログ内での表作成の方法を知りませんので、そろえるために〇囲み数字で書いています。)

 

さて、問題の条件から、A1+A2+A3+A4+A5=21なので、当然といえば当然のことですが、A1+D2=21となります。

同様に、A2+D3=21、A3+D4=21…です。

 

今、A1=1とします。

すると、D2=20となります。

 

また、A1+A2+A3+A4+A5=21なので、D1+D2+D3+D4+D5=21×4=84です。

A1=1、D2=20から、

1+A2+A3+A4+A5=21 ⇒ A2+A3+A4+A5=20

D1+20+D3+D4+D5=84 ⇒ D1+D3+D4+D5=64

となります。

そして、数列Aには②がどこかに含まれるので、数列Dにはどこかに⑲が含まれることになります。

 

ここまでの条件を列挙すると、

  • A2+A3+A4+A5=20
  • D1+D3+D4+D5=64
  • A2+D3=21
  • A3+D4=21
  • A4+D5=21
  • A5+D1=21
  • A2、A3、A4、A5のうち、どれかは2
  • D1、D3、D4、D5のうち、どれかは19
  • D1=A1+A2+A3+A4 =1+A2+A3+A4
  • D3=A3+A4+A5+A1 =A3+A4+A5+1
  • D4=A4+A5+A1+A2 =A4+A5+1+A2
  • D5=A5+A1+A2+A3 =A5+1+A2+A3
  • A2、A3、A4、A5、D1、D3、D4、D5は2~19までの自然数のどれか
  • A2、A3、A4、A5、D1、D3、D4、D5は全て異なる自然数
  • D1、D3、D4、D5は10~19までの自然数

 

う~ん、考えやすくなったような、なっていないような…。

やっぱり組み合わせになってきますね。

もともとの解き方と同じになりそうですが、とりあえず進めます。

 

まずは、単純なところから、2~19までの自然数で、足して21になるような2つの自然数の組み合わせを考えましょう。

{2、19}(この組み合わせは必ず入る)

{3、18}{4、17}{5、16}{6、15}

{7、14}{8、13}{9、12}{10、11}

 

今度は、A2+A3+A4+A5=20から、数列Aについて2を含めた4個の自然数の組み合わせを考えて、その場合の数列Dの組み合わせをあげてみると、

(左側の方が数列Aの集合、右側は数列Dの集合)

{2、3、4、11} {19、18、17、10}

{2、3、5、10} {19、18、16、11}

{2、3、6、9} {19、18、15、12}

{2、3、7、8} {19、18、14、13}

{2、4、5、9} {19、17、16、12}

{2、4、6、8} {19、17、15、13}

{2、5、6、7} {19、16、15、14}

 

やはり、場合分けになってしまいますね(^-^;)

2010/12/14

素数について

自然数の中で、1と自分自身以外の約数を持たないものを「素数」といいます。

例えば、12と13で考えると、12の約数は、1、2、3、4、6、12の6つで、1と12以外にも約数を持つので素数ではありません。13の方は、約数は1、13の2つのみで、13は素数です。

 

全ての自然数は素数の積で表現することができます。

2以上の自然数で20までを表現すると、

2(素数)

3(素数)

4=2×2

5(素数)

6=2×3

7(素数)

8=2×2×2

9=3×3

10=2×5

11(素数)

12=2×2×3

13(素数)

14=2×7

15=3×5

16=2×2×2×2

17(素数)

18=2×3×3

19(素数)

20=2×2×5

となります。

このような表記にする方法(?)を「素因数分解」と呼びます。

 

さて、なぜいきなり素数のことを書き始めたかというと、例の5つのビリヤード玉の問題からのためです。

5つのビリヤード玉の問題では、「数を足し合わせて1から21までの数をつくる」ということがありました。

「素因数分解」では数をかけ合せて自然数を表現しているので、足し合わせて表現する方法もないか、と考えたのです。

 

5つのビリヤード玉の問題では、自然数を次のように考えています。

1(分けられない)

2(分けられない)

3=1+2

4=1+3

5=1+4, 2+3

6=1+5, 2+4

7=1+6, 2+5, 3+4

8=1+7, 2+6, 3+5

9=1+8, 2+7, 3+6, 4+5

10=1+9, 2+8, 3+7, 4+6

11=1+10, 2+9, 3+8, 4+7, 5+6

12=1+11, 2+10, 3+9, 4+8, 5+7

上記に挙げたのは2つの異なる自然数に分けたやり方です。

どうやら、自然数nについて、奇数のときは(n-1)/2通り、偶数のときはn/2-1通りあるようです。

 

では、3つの異なる自然数に分けるやり方ではどうでしょうか?

1~5(わけられない)

6=1+2+3

7=1+2+4

8=1+2+5, 1+3+4

9=1+2+6, 1+3+5, 2+3+4

10=1+2+7, 1+3+6, 1+4+5, 2+3+5

11=1+2+8, 1+3+7, 1+4+6, 2+3+6, 2+4+5

12=1+2+9, 1+3+8, 1+4+7, 1+5+6, 2+3+7, 2+4+6

13=1+2+10, 1+3+9, 1+4+8, 1+5+7, 2+3+8, 2+4+7, 2+5+6, 3+4+5

となります。

規則性はありそうですが、一般化して何通りかは確認しておりません(^-^;)

倍数の判定方法

ある数が3の倍数かどうかを判断するときに、各桁の数を合計して3の倍数になるかどうかで判断する、ということを前回の記事で書きました。

では、他の倍数の判定方法は?ということで考えてみました。

ここの記事でなくとも、検索すれば他の誰かがまとめているサイトとかはあるのではないかと思いますが、自分で考えてみることに意義があると考えています(簡単に言えば自己満足です)。

 

ここでは、素数の倍数かどうかを判断するための方法を考えていきます。

 

2の倍数かどうか

これは偶数か奇数かで判断できます。

偶数ならば2の倍数です(逆も然り。定義としては2の倍数を「偶数」と呼んでいるかと)。

で、偶数か奇数かを判断する場合にどこを見るかといえば、1の位の数字が偶数か奇数か、つまり1の位の数字が2の倍数かどうか、です。

 

3の倍数かどうか

これは、前回記事の通り。

各桁の数の合計が3の倍数かどうか。

 

5の倍数かどうか

これは1の位が0か5で判断することが多いですね。

今までの流れで言葉にすると、1の位が5の倍数かどうか、と言えますかね。

(ここで「0」は5の倍数といえるのか、という疑問浮上。

同様に2の倍数のところでも0は偶数に入るか未確認。)

 

7の倍数かどうか

これが(というかここから先が)ちょっと難しい。

試しに3の倍数のときにやってみた方法で考えてみます(3桁の数字で)。

=100a+10b+c

=70a+30a+7b+3b+c

=70a+7b+30a+3b+c

=7(10a+b)+28a+2a+7b-4b+c

=7(10a+b)+7(4a+b)+2a-4b+c

ん~、わからん。

  

日常生活のなかで、ある数が何かの倍数であるかどうかを確認する必要があるときというのは、パッと思いつく限りでは、分数を約分するときぐらいしか思いつきません。

5まで試して後は根気か(^-^;)

 

【追記】

WEB上で検索したところ、以下のサイトを発見しました。

数学とソフトウェア「倍数の見つけ方」

面白そうなサイトです。

3の倍数かどうか

最近、数学(?)のことを考えることが多くなりました。

もともと数学は嫌いな方ではなく、特に学校で習うことはパズルのような印象があります。

「簡単だ」という意味ではなく、「解き方がわかれば解ける」といった印象で、例えば文章題などで解き方を見つけることは好きでした。

逆に、解き方を見つけた後の計算は嫌いです(^-^;)

そして、数の不思議というか、一見何の関係もなさそうなのに隠れた関係がある、というような事柄は面白いと思います。

 

例えば、

「ある数字の各桁の数の合計が3の倍数ならば、その数字は3の倍数である」

というものがあります。

ある数字が3の倍数かどうかを判定するためによく使うものです。

例えば、「35675241」は3の倍数か?を調べるときに、各桁の数字を合計して、「3+5+6+7+5+2+4+1=33」。「33」は3の倍数なので、「35675241」も3の倍数だ、というように使います。

 

では、なぜ各桁の数字を合計することで3の倍数かどうかわかるのでしょう?

こんなことが私の知りたいことで、面白いと思うことです。

 

方法(証明)はいくつかあるかと思いますが、私の知っている証明は以下です。

 

取り合えず、3桁の数字で考えてみます。

(別に何桁でも方法自体は変わりません。)

ある3桁の数字を「100a+10b+c」とします。100の位の数字がa、10の位の数字がb、1の位の数字がcの3桁の数字です。

これをちょっと工夫すると、

=100a+10b+c

=99a+a+9b+b+c     ←100aを99a+a、10bを9b+bに置き換え

=99a+9b+a+b+c     ←足し算の順番を並び替え

=9(11a+b)+a+b+c

となります。

ここで、9(11a+b)は3の倍数です(9の倍数でもあります)。

残りのa+b+cはいわば「余り」。

このa+b+cが3の倍数ならば、3が取り出せて、割り切れるので、

a+b+cが3の倍数ならば、100a+10b+cも3の倍数であるといえます。

また、ここから考えると、a+b+cが9の倍数ならば、100a+10b+cは9の倍数であるともいえます。

2010/12/13

5つのビリヤード玉の問題(試行錯誤編)

5つのビリヤード玉の問題を考えるにあたり、ちょっと思いついたことを書いてみます。

それは、5つのビリヤード玉の数と並べ方を数列として扱えないか、というものです。

 

5つのビリヤード玉の答えは、①③⑩②⑤(あるいは逆に①⑤②⑩③)でした。

これを、数列として、

1, 3, 10, 2, 5, 1, 3, 10, 2, 5, …

というように、循環する数列として表せないか?ということです。

そして、これを満たすような式があるかどうか、というものです。

 

しかし「数列」といっても、高校生のときに習ったきり全く縁がありませんでしたので、「等差数列」と「等比数列」そして「フィボナチ数列」の名前しか出てきません(^-^;)

とりあえず、WEB上で

等差数列は、一般項:an=a1+(n-1)d、漸化式:an+1=an+d

等比数列は、一般項:an=r^(n-1)・a1、漸化式:an+1=r・an

と表せることまでは、何とか思い出しました。

PC上の表記の仕方をすぐに思いつきませんでしたので、数列aの第n項をanと、大きなフォントのaと小さなフォントのnで表しています。

(HTMLでの下付け文字や上付け文字の表記がわからず…)

ちなみに、フィボナチ数列はの漸化式(?)は、an+2=an+an+1です。

 

さて、5つのビリヤード玉の問題に話を戻すと、5つの数字が並ぶ循環数列(この名称が合っているのかどうかわかりませんが、とりあえずこう表現しています。ちなみに「循環数列」で検索すると、オイラー関数とかが出てきたので、今のところチンプンカンプンです。)とかんがえられます。

つまり、第1項は「1」、第2項は「3」、第3項は「10」、…、第6項はまた「1」、というような数列です。

この数列を数列aとすると、

a1=1, a2=3, a3=10, a4=2, a5=5, a6=1(=a1), a7=3(=a2), …

という感じです。

この数列を求めることができるかどうか、ということです。

 

5つのビリヤード玉の問題から考えると、条件として以下のようなものがあげられるかと思います。

  • 数列aの各項は自然数である。
  • 数列aは5つで一巡する循環数列である。
  • その5つの項はそれぞれ異なる。
  • 5つの項をビリヤード玉の問題のように取り出す方法は21通りある。
  • その21通りの取り出し方は、1から21までの自然数と対応する。

など。

 

さて、解けるでしょうか?

今のところの自信は全く「なし」です(^-^;)

2010/12/11

5つのビリヤード玉の問題(6)

続きを書くのを忘れていたのです。

(これまで)

5つのビリヤード玉の問題(1)(2)(3)(4)(5)

 

前回は、6つの場合の組み合わせを羅列したところで終わっていました。

今回は、そこからの続きです。

 

では、今までと同じように、

(a)①と②が隣り合う場合

(b)①と②が隣り合わない場合

で考えてみましょう。

 

(a)①と②が隣り合う場合

①と②が隣り合うということは、③の玉は不要となります。

で、③が不要ということは、④が必要ということになります。

従って、組み合わせとしては、以下の組み合わせが残ります。

{①、②、④、⑤、⑥、⑬}

{①、②、④、⑤、⑦、⑫}

{①、②、④、⑤、⑧、⑪}

{①、②、④、⑤、⑨、⑩}

{①、②、④、⑥、⑦、⑪}

{①、②、④、⑥、⑧、⑩}

{①、②、④、⑦、⑧、⑨}

ではここで、

(a1)②と④が隣り合う場合

(a2)②と④が隣り合わない場合

を考えましょう。

 

(a1)②と④が隣り合う場合

これはつまり、①②④が隣り合う場合となります。

従って、⑥と⑦は不要。

残る組み合わせは、

{①、②、④、⑤、⑧、⑪}

{①、②、④、⑤、⑨、⑩}

の2つです。

 

1~7の数字までは作ることができるので、8を作る方法を考えてみると、⑧を含むか、⑤①②④の並びにするか、どちらかとなります。

 

では、⑧を含む方の組み合わせから考えます。

{①、②、④、⑤、⑧、⑪}

9をつくるには、④と⑤を並べる方法か、⑧と①を並べる方法になります。

なので並べ方は、①②④⑤⑧⑪か、①②④⑪⑤⑧のどちらか。

ですが、どちらも10を作ることができません。

従って、ボツ。

 

では今度は、{①、②、④、⑤、⑨、⑩}の組み合わせの方で、⑤①②④と並べた場合を考えると、

並べ方は、①②④⑨⑩⑤と①②④⑩⑨⑤の2通り。

ですが、どちらの並べ方でも11が作れません。

従って、ボツ。

 

なので、(a1)②と④が隣り合う場合はボツ。

 

今日はここまで(^-^;)

2010/12/10

9の倍数になるのはなぜ?

@yousuke_takaoka さんからの問題(もとはこちら

えっと。好きな数を三つ。例えば3,4,5。これをそれぞれ3倍します。9,12,15。このなかの二桁の数を一桁にします。9,1,2,1,5。冒頭と同じようにそれぞれ3倍します。27,3,6,3,15。またこれを一桁にします。2,7,3,6,3,1,5。この七つの数字のうち一個隠します。仮に最初の2を隠します。のこりの六つの数字を足します。7+3+6+3+1+5=25。出た答えの25より大きい9の倍数で最も小さな数を んと この場合はたぶん27です。この27から先ほどの六つの数字を足した数25を引くと2です。隠した数字を観なくても当てることができるという数学でした。

2以外を隠した場合もやってみます。真ん中の6を隠します。 2+7+3+3+1+5=21。 21より大きい9の倍数で最も小さな数は27です。 27から21を引くと6なのでこれも隠れた数を当てることができます。

これが、どうしてこうなるのか?というものです。

 

整理しながら、順番に書いてみましょう。

例を用いて書くと、

{3、4、5} 

  ↓ それぞれを3倍する

{9、12、15}

  ↓ 2桁の数を1桁ずつにわける

{9、1、2、1、5}

  ↓ それぞれを3倍する

{27、3、6、3、15}

  ↓ 2桁の数を1桁ずつにわける

{2、7、3、6、3、1、5} 

 

ここで出てきた数字をすべて足すと9の倍数となる、というのが問題の内容です。

2+7+3+6+3+1+5=27(=9×3)

 

複雑になるので、1つの数字で考えてみましょう。

 

ある数字を x とします。

(xは1~9の自然数とします。実は自然数ならなんでもいいのですが、3倍したとき3桁以上になるとごちゃごちゃするので、、、)

まずは3倍するので、3x となります。

で、2桁だったら1桁ずつの数字に分けます。

わからないので、適当に 「 3x ⇒ p と q 」に分けましょう。

つまり 3x=10p+q です。

 

そして今度は、p、q をさらに3倍します。

すると、3p、3q が出てきます。

これもどんな数字になるかわかりませんので、適当に「 3p=10a+b 」「3q=10c+d 」とします。

 

では、a+b+c+d が9の倍数になるかどうか、ですが、ちょっと式を変換してみます。

=a+b+c+d

=(10-9)a+b+(10-9)c+d

=10a-9a+b+10c-9c+d

=10a+b+10c+d-9a-9c

=3p+3q-9a-9c   ←10a+b=3p、10c+d=3q だから

=(30-27)p+3q-9a-9c

=30p-27p+3q-9a-9c

=3(10p+q)-27p-9a-9c

=3・3x-27p-9a-9c   ←10p+q=3x だから

=9x-27p-9a-9c

=9(x-3p-a-c)

となって、a+b+c+d は9の倍数であることがわかります。

 

「わかりやすく」には程遠いですね(^-^;)

2010/12/01

5つのビリヤード玉の問題(5)

(これまでのリンク)

5つのビリヤード玉の問題
5つのビリヤード玉の問題(2)
5つのビリヤード玉の問題(3)
5つのビリヤード玉の問題(4)

とりあえず考えがまとまらないので、4個の場合と6個の場合を考えてみます。

 

まずは4個の場合。

 

①と②が使われることは決まっていて、4個の異なる自然数の和が13になればいいので、4個の自然数の組み合わせは、

{①、②、③、⑦} {①、②、④、⑥}

の2通りしかありません。

5個の場合と同じように、①と②が隣り合っているかないか、で考えてみると、①と②が隣り合う場合は③が不要、①と②が隣り合わない場合は③が必要、となります。

ということは、①と②が隣り合う場合の組み合わせとして{①、②、④、⑥}の組み合わせ、隣合わない場合の組み合わせとして{①、②、③、⑦}を考えればいいことになります。

 

①と②が隣り合う場合

並べ方としては、「①②④⑥」と「①②⑥④」の2通りがあります。

このうち、5をつくることができるのは「①②⑥④」の並べ方です。

この並べ方が正解の一つ。

 

①と②が隣り合わない場合

並べ方としては、「①③②⑦」と「①⑦②③」の2通りがあります。

しかしこの並べ方は、時計回りか、反時計回りかの違いですので、どちらもかわりない並べ方と考えられます。

 

4個の場合は、5個の場合より簡単に解けました。

 

では、6個の場合はどうでしょうか?

 

6個の場合は、1から31までの数をつくることになります。

①と②を使用することは変わりませんので、組み合わせとしては、

{①、②、③、④、⑤、⑯}

{①、②、③、④、⑥、⑮}

{①、②、③、④、⑦、⑭}

{①、②、③、④、⑧、⑬}

{①、②、③、④、⑨、⑫}

{①、②、③、④、⑩、⑪}

{①、②、③、⑤、⑥、⑭}

{①、②、③、⑤、⑦、⑬}

{①、②、③、⑤、⑧、⑫}

{①、②、③、⑤、⑨、⑪}

{①、②、③、⑥、⑦、⑫}

{①、②、③、⑥、⑧、⑪}

{①、②、③、⑥、⑨、⑩}

{①、②、③、⑦、⑧、⑩}

{①、②、④、⑤、⑥、⑬}

{①、②、④、⑤、⑦、⑫}

{①、②、④、⑤、⑧、⑪}

{①、②、④、⑤、⑨、⑩}

{①、②、④、⑥、⑦、⑪}

{①、②、④、⑥、⑧、⑩}

{①、②、④、⑦、⑧、⑨}

{①、②、⑤、⑥、⑦、⑩}

{①、②、⑤、⑥、⑧、⑨}

 

これだけですかね。

数え落しがあるかもしれません。

疲れたので、休憩(^-^;)

2010/11/30

5つのビリヤード玉の問題(4)

(これまでの記事のリンク)

5つのビリヤード玉の問題
5つのビリヤード玉の問題(2)
5つのビリヤード玉の問題(3)

 

さて、以下の問題について、n 個の場合についてそろそろ考えてみましょう。

「…五つのビリヤードの玉を、真珠のネックレスのように、リングでつなげてみるとしよう。たまには、それぞれナンバが書かれている。さて、この五つの玉のうち、幾つ取っても良いが、隣どうし連続したものしか取れないとしよう。一つでも、二つでも、五つ全部でも良い。しかし、離れているものは取れない。この条件で取った玉のナンバを足し合わせて、1から21までのすべての数ができるようにしたい。さあ、どのナンバの玉を、どのように並べて、ネックレスを作れば良いかな?」


 

n 個の場合の問題とするには「1 から 21 までのすべての数ができるようにしたい」という部分も変えなければなりません。

「1 から 21 までまで」としたのは、玉の取り方が 21 通りあるからです。

では、n 個のビリヤード玉での玉の取り方は何通りあるかというと、n(n-1)+1 通りとなります。

で、問題を n 個のビリヤードの玉として置き換えると、以下のようになります。

「n 個のビリヤードの玉を、真珠のネックレスのように、リングでつなげてみるとしよう。たまには、それぞれナンバ(自然数)が書かれている。さて、この n 個の玉のうち、幾つ取っても良いが、隣どうし連続したものしか取れないとしよう。一つでも、二つでも、n個全部でも良い。しかし、離れているものは取れない。この条件で取った玉のナンバを足し合わせて、1 から n(n-1)+1 までのすべての自然数ができるようにしたい。さあ、どのナンバの玉を、どのように並べて、ネックレスを作れば良いかな?」

 

このままでは、わからないため、まずは n=1 から順に確認してみたいと思います。

 

n=1 の場合

これは答えは①のみです。

以下、「①」は「1と書かれたビリヤードの玉」とします。

(左端の数字は足し合わせた合計の数で、右側にビリヤードの玉の取り出し方)

 

n=2 の場合

2 個のビリヤード玉を使って、1 から 3 をつくることになります。

これも答えは①②となります。

  1. ①②

 

n=3 の場合

3 個のビリヤード玉を使って、1 から 7 をつくることになります。

これはちょっと考えればわかります。

①②④ですね。

  1. ①②
  2. ④①
  3. ②④
  4. ①②④

 

n=4 の場合

4 個のビリヤード玉を使って、1 から 13 をつくることになります。

自分で解いてはいないのですが、どうやらこの場合は答えが 2 通りあるようです。

[答1]①③②⑦

  1. ①③
  2. ③②
  3. ①③②
  4. ⑦①
  5. ②⑦
  6. ②⑦①
  7. ⑦①③
  8. ③②⑦
  9. ①③②⑦

[答2]①②⑥④

  1. ①②
  2. ④①
  3. ④①②
  4. ②⑥
  5. ①②⑥
  6. ⑥④
  7. ⑥④①
  8. ②⑥④
  9. ①②⑥④

 

n=5 の場合

もともとの問題で、5個の玉を使って、1から21までをつくることになります。

答えは①③⑩②⑤

  1. ①③
  2. ⑤①
  3. ②⑤
  4. ②⑤①
  5. ⑤①③
  6. ②⑤①③
  7. ⑩②
  8. ③⑩
  9. ①③⑩
  10. ③⑩②
  11. ①③⑩②
  12. ⑩②⑤
  13. ⑩②⑤①
  14. ⑤①③⑩
  15. ③⑩②⑤
  16. ①③⑩②⑤

 

n=6 の場合

6 個のビリヤード玉を使って、1 から 31 までをつくることになります。

どうやらこの解も複数の解があるようです。

(確認作業割愛・・・)

[答1]①⑦③②④⑭

[答2]①③⑥②⑤⑭

[答3]①③②⑦⑧⑩

[答4]①②⑤④⑥⑬

[答5]①②⑦④⑫⑤

 

n=7 の場合

7 個のビリヤード玉を使って、1 から 43 の数字をつくることになります。

驚くべきことに(!?)、この場合は解なしのようです。

余談ですが、森博嗣さんの『すべてがFになる』で「7は孤独な数字」と言われていたことを思い出します。


 

ちなみに、n=4、6、7 の場合の解答については、こちらのサイトを参照しました。

ありがとうございます。

Blog 2pi「『笑わない数学者』のビリヤード問題」

【2019/12/13追記】上記サイト、リンク切れとなっていました。

 

5つのビリヤード玉の問題(3)

さらに続きです。

一応、前回までのリンクを貼っておきます。

5つのビリヤード玉の問題
5つのビリヤード玉の問題(2)

 

さて、今回は(b)「1」と「2」が隣り合っていない場合を考えていきます。

 

(b)「1」と「2」が隣り合っていない場合(すなわち、C=2 or D=2 の場合)

「1」と「2」が隣り合っていないことより、「3」が必要となります。

従って、5個の自然数の組み合わせは、

{1、2、3、4、11}{1、2、3、5、10}{1、2、3、6、9}{1、2、3、7、8}

の4通りです。

ここでの並べ方ですが、「1」と「2」が隣り合っていないことから、とりあえず A=1、C=2 と置きます。

そして、「3」の位置で場合分けして考えます。

つまり、

(b1)B=3 の場合

(b2)D=3 の場合

(b3)E=3 の場合

です。

(b1) B=3 の場合

この場合、A=1、B=3、C=2 と並ぶため、「1」と「3」を足し合わせた「4」、「3」と「2」を足し合わせた「5」は不要となります。

また、「1」「3」「2」を足し合わせた「6」も不要です。

従って、残る組み合わせ{1、2、3、7、8}について考えます。

この組み合わせの並べ方は、

1・3・2・7・8

1・3・2・8・7

の2通りです。

足し合わせて9となる組み合わせが存在するのは、

1・3・2・7・8

の方だけですが、ここには 2+7=9、8+1=9 とダブってしまいます。

従って、ボツ。

(b2)D=3 の場合

この場合、1・B・2・3・E と並ぶため、「5」は不要となります。

また、「4」を入れると「1」と隣り合ってしまうため、「4」が入るとボツ。

(2+3=5 の組み合わせがあるのに、1+4(あるいは4+1)=5 を作るとダブってしまう。)

しかし、「4」が入れられないとすると、「1」と「3」が隣り合っていないため、足し合わせて4を作ることができなくなります。

従って、D=3 もボツ。

(b3)E=3 の場合

この場合、1・B・2・D・3 と並ぶため、「4」は不要となります。

従って、残る組み合わせは

{1、2、3、5、10}{1、2、3、6、9}{1、2、3、7、8}

の3つです。

しかし、「1・B・2・D・3」の並び方で、複数個を取り出して足し合わせると5になる組み合わせは存在しません。

足し合わせて5となるためには、1+4 か 2+3 (あるいは逆の 4+1 か 3+2)です。

「4」は不要ですし、「2」と「3」は隣り合っていないため、複数個で足し合わせるのではなく、1個を取り出して5とするために「5」が必要となります。

従って、5個の自然数の組み合わせは{1、2、3、5、10}が残ります。

このときの並べ方ですが、

1・5・2・10・3

1・10・2・5・3

の2通りとなります。

そして、足し合わせて6となるような並びが存在するのは、

1・5・2・10・3

の1つです。

あとは7以降の検証で、これは最初の記事でやりましたので、ここでは割愛します。

 

一番最初の記事では、「①③⑩②⑤」と解答していますが、これは単に時計回りに並べたか、反時計回りに並べたかの違いです。

 

さて、この考え方で n 個のときの一般解が出せるのか・・・。

やはり、不安です・・・。

5つのビリヤード玉の問題(2)

前回の続きです。

気が向いたら…、と締めくくっていたのですが、小説内ではさらに以下のようなやり取りがあります。
…天王寺博士の宿題について少し議論した。問題は玉の数が五個だったが、四個の場合も問題が成立する。では、六個はどうか、n個ではどうか、という話だった。
こちらについても、解答や解説はありません。

この問題について、n個の一般解を求めることができるのか?

難題です。

少しずつ考えてみましょう。

(以下、この記事内で解けるかどうかはわかりません。書きながら考えています。)


まずは、五つのビリヤード玉の問題を自分の考えを整理しながら解いていきたいと思います。

(以下、問題の再掲)
「…五つのビリヤードの玉を、真珠のネックレスのように、リングでつなげてみるとしよう。玉には、それぞれナンバが書かれている。さて、この五つの玉のうち、幾つ取っても良いが、隣どうし連続したものしか取れないとしよう。一つでも、二つでも、五つ全部でも良い。しかし、離れているものは取れない。この条件で取った玉のナンバを足し合わせて、1から21までのすべての数ができるようにしたい。さあ、どのナンバの玉を、どのように並べて、ネックレスを作れば良いかな?」
とりあえず分けて、数学的な表現にしてみます。

(横書きなので漢数字を数字に置き換えしています。)

  • 5個の異なる自然数を、真珠のネックレスのように、リングでつなげる。
  • この5個の自然数のうち、隣どうし連続したものしか取れない(=離れているものは取れない)。
  • この条件で取った自然数を足し合わせて、1から21のすべての自然数ができるようにしたい。
  • 5個の自然数は何か、そしてどのように並べるか?
となると思います。


まず考えることは、5個の異なる自然数を環状に並べ、隣どおし連続したものしか取れないという条件で、取り方は何通りあるか?です。

とりあえず、環状に並べた5つの自然数をそれぞれA・B・C・D・Eと置きます。

  • 1個ずつ取る取り方は、「Aを取る」「Bを取る」…「Eを取る」の5通り。
  • 2個ずつ取る取り方は、「ABを取る」「BCを取る」…「EAを取る」の5通り。
  • 3個ずつ取る取り方は、「ABCを取る」「BCDを取る」…「EABを取る」とこれも5通り。
  • 4個ずつ取る取り方は、「ABCDを取る」「BCDEを取る」…「EABCを取る」とこれも5通り。
  • 最後5個すべてを取る取り方は1通り。
となり、全部で 5+5+5+5+1=21(通り) となります。

この21通りが、1から21のすべての自然数となるようにしたい、ということになるため、

A+B+C+D+E=21

が成り立つことになります。

また、「1」は必ず必要であるため、とりあえず

A=1

と置きます。

環状につながっているので、どこに「1」を置いてもいいのですが、まあ考えやすいところで。

 

また、「2」も必ず必要になります。

なぜなら、「2」を2つ(以上)の自然数を足し合わせて作るためには、「1+1」しかないためです。

「1」を2つ使ってしまうと、21通りの中で、足し合わせて1から21を作ることができなくなってしまいます。

ただし「2」は、B・C・D・Eのどれにあたるかは、まだわかりません。

 

しかし、5個の自然数の合計は21で、5個の自然数のうち2個は「1」と「2」です。

まずは、残り3個の自然数にはどのような組み合わせがあるか考えてみましょう。

残り3個の自然数の合計は 21-(1+2)=18 となるため、3以上の異なる3個の自然数の組み合わせは、

{3、4、11}{3、5、10}{3、6、9}{3、7、8}

{4、5、9}{4、6、8}

{5、6、7}

の7通りです。

 

ここまでで、ひとまずもとに戻ります。

今、「2」の場所は決めずに考えていましたが、「2」の場所を場合分けして考えてみます。

場合分けは、

(a)「1」と「2」が隣り合っている場合(すなわち、B=2 or E=2 の場合)

(b)「1」と「2」が隣り合っていない場合(すなわち、C=2 or D=2 の場合)

です。

 

(a)「1」と「2」が隣り合っている場合(すなわち、B=2 or E=2 の場合)

「1」と「2」が隣り合っていることより、「3」は不要となります。

従って、残り3個の自然数の組み合わせは、

{4、5、9}{4、6、8}{5、6、7}

の3通りになります。

さらに、「1」と「2」が隣り合っていて、「3」が不要となれば、足し合わせて4となる組み合わせを作る組み合わせができないので、「4」が必要になります。

従って、残る組み合わせは、

{4、5、9}{4、6、8}

の2通りです。

さらに足し合わせて5を作るには、「1」「2」が隣り合っていて「4」がどこかに存在することになるため、ここでも場合分けをしてみます。

(a1)「5」が存在する場合

(a2)「5」が存在しない場合

(a1)「1」と「2」が隣り合っていて、「4」と「5」が存在する場合

ここでは、5個の自然数は{1、2、4、5、9}になります。

これの並べ方ですが、A=1、B=2 と置くと、Eが「4」となることはありません。

EとAを取った時に足し合わせると5になるからです。

従って、並べ方は、

1・2・4・5・9

1・2・4・9・5

1・2・5・4・9

1・2・9・4・5

の4通り。

では次に足し合わせて6となる組み合わせが存在するのはどれになるかというと、

1・2・4・5・9

1・2・4・9・5

1・2・9・4・5

の3通りに減ります。

さらに足し合わせて7となる取り方が存在するのはどれかとなると、

1・2・4・5・9

1・2・4・9・5

の2通り。

さらに足し合わせて8となる取り方があるものは

1・2・4・9・5

の1通りとなります。

しかしこの並べ方では、足し合わせて10とする取り出し方が存在しません。

したがって、ボツ。

(a1)「1」と「2」が隣り合っていて、「4」は存在し、「5」は存在しない場合

ここでは、5個の自然数は{1、2、4、6、8}になります。

これの並べ方ですが、A=1、B=2 と置くと、E=4となります。

なぜなら、足し合って5を作るためには、「3」がないため、1+4 の組み合わせしかないからです。

従って並べ方は、

1・2・6・8・4

1・2・8・6・4

の2通り。

足し合って7となる取り方はどちらもあり。

では、足し合って9となる取り方は…となると、

1・2・6・8・4

の1通り。

ですが、10が作れないためボツ。

つまりは、「1」と「2」は隣合うことはない、ということになります。

 

こうやって、今度は場合分け(b)に入るわけですが、疲れたので今度にします(^-^;)

果たしてこのような考え方で、一般解が導けるのでしょうか?

不安が残ります…

 

【追記】

続きを書きました。

5つのビリヤード玉の問題(3)

2010/11/28

5つのビリヤード玉の問題

森博嗣さんの『笑わない数学者』の中で、数学者天王寺博士が出す問題の一つに、以下の問題があります。
「…五つのビリヤードの玉を、真珠のネックレスのように、リングでつなげてみるとしよう。玉には、それぞれナンバが書かれている。さて、この五つの玉のうち、幾つ取っても良いが、隣どうし連続したものしか取れないとしよう。一つでも、二つでも、五つ全部でも良い。しかし、離れているものは取れない。この条件で取った玉のナンバを足し合わせて、1から21までのすべての数ができるようにしたい。さあ、どのナンバの玉を、どのように並べて、ネックレスを作れば良いかな?」
この小説内では、解答も解法も載っておらず、読んだ当時に力づくで解いた記憶があります。

最近『笑わない数学者』を再読し、この問題を発見(+自分の出した答えを本に書き込みしていた)ので、答え合わせをしてみたいと思います。


※小説のストーリーには関係ありませんが、未読の方ご注意ください。


自分の出した解答は、①③⑩②⑤を順に並べてネックレスを作る、というものです。

以下、本当に1から21まで取り出せるのか、の確認。

  1. ①を取り出す
  2. ②を取り出す
  3. ③を取り出す
  4. ①③の2個を取り出す
  5. ⑤を取り出す
  6. ⑤①の2個を取り出す
  7. ②⑤の2個を取り出す
  8. ②⑤①の3個を取り出す
  9. ⑤①③の3個を取り出す
  10. ⑩を取り出す
  11. ②⑤①③の4個を取り出す
  12. ⑩②の2個を取り出す
  13. ③⑩の2個を取り出す
  14. ①③⑩の3個を取り出す
  15. ③⑩②の3個を取り出す
  16. ①③⑩②の4個を取り出す
  17. ⑩②⑤の3個を取り出す
  18. ⑩②⑤①の4個を取り出す
  19. ⑤①③⑩の4個を取り出す
  20. ③⑩②⑤の4個を取り出す
  21. ①③⑩②⑤の5個すべてを取り出す


とりあえず、答えとしては合っていました(^-^)v


さて、この解き方の方が気になるのですが、私は当時力ずくで、場合分けしつつ考えました。

かなりの時間がかかりました。。。


まず、考えたことは、
  • 絶対に①と②の玉は必要であること
  • 玉の取り出し方は21通りになるため、五つの玉の合計は21になること
  • 足して10になるところまで考えられれば、後はその反対になること
  • ということは①②は決定しているから、残り三つの玉の合計は18になること
  • ・・・など

と、問題文から思いつく限りの条件を列挙してから、

(1)①と②が隣り合っている場合

(2)①と②が隣り合ってない場合

と場合分けして考えていきました。


もっと、スマートな解法があるかと思いますので、考えてみたいと思います。

気が向いたら・・・(^-^;)

【追記】

続きを書きました。
5つのビリヤード玉の問題(2)

2010/11/21

るみてえ変を点視

 

。んせまれしもかるあが見発るな異か何、とる見てえ変を点視

。すまいでん読を字文に右らか左、に下らか上はちた私、通普

。すまいてい書に左らか右、に上らか下は事記のこ

2010/10/14

うれしかったこと

先日、@nikkei_associe さんのツイートで、このブログの記事が紹介されていました。

大したことは書いていないので恥ずかしいですが、紹介されてうれしく思いました。

 

誰かがひょっとしてこのブログを見ているのかと思うと、少しずつでも書いていこうという気になります。

紹介されていた記事はこちら。

和田裕美(著)『「陽転」コミュニケーション』

本の紹介です(^-^;)

 

2010/10/13

岡山縁日に初参加

ツイッター上で毎週火曜の夜に開かれる『岡山縁日』に参加しました。

『岡山縁日』を知ったのは、、、偶然です。

 

どなたかのツイート上に @FumikoSano さんのアカウントがあり、「同じサノさんだ。」と思ってフォローしました。

で、本日、ツイッターのタイムライン上に今度は @tomo_p0729 さんと @FumikoSano さんのやり取りが。

おもしろい偶然、と思い、横やりでつぶやいてしまいました。

 

つぶやいた後から、「失礼なことしたな。」と反省…。

様子を伺っていると、『岡山縁日』なるものが始まっておりました(^-^;)

@FumikoSano さんをフォローしたときも、ハッシュタグ #okayama が付いていました。

「岡山で縁日が行われているのだ。」と思っていたので、「また縁日?」と思って注意深く見てみると、このブログから、どうやら twitter 上で行われていることを知った次第です(^-^;)

 

本日のお題は「私の長所&強み」。

縁日の様子は、@tomo_p0729 さんがtogetterにまとめてくださっています。

10月12日岡山縁日 お題「自分の長所」+チームツイ岡山の告知

様々な方々の長所・強みが飛び交い、短所をも長所になる勢いで話が弾んでおりました。

 

twitterではこのような使い方ができる、ということを知ったこと、また、長所&強みの話は皆を元気にすることを体感したひと時でした。

 

ちなみに、私は岡山には縁がありません(^-^;)

実家に帰るときに通るくらい。。。

ですが、岡山に関係なく迎え入れていただきました。 

また機会があれば是非。

2010/10/12

胡蝶の夢の怖さ

荘子に『胡蝶の夢』という話があります。

私はなぜかこの話が好きです。

 

『胡蝶の夢』とは、次のような話。

荘周が夢を見て蝶になり、蝶として大いに楽しんだ所、夢が覚める。

果たして荘周が夢を見て蝶になったのか、

あるいは蝶が夢を見て荘周になっているのか。

 

残念ながら、老荘の思想について詳しくないため理由を書くことができませんが、この話は荘子の思想をよく伝えているといわれています。

 

夢の中では壮周が蝶だった。

目が覚めたら壮周がいた。

ひょっとすると蝶が壮周になっている夢を見ているのではないか。

 

「自分」や「私」という存在は、非常に危うい存在ではないかと思います。

カフカの『変身』のように、目が覚めると虫になっていたりしたら、

それでもやはり「私」でしょうか?

 

「私」や「自分」とはなんでしょうか?

 

本当に崩されてしまうと跡形もなくなってしまいそうですが、自我を揺るがすスリルが好きなのかもしれません。

2010/10/10

実行項目を分解する

PDCAサイクルのP:Plan(計画)での第1歩は、目標設定でした。

目標が設定された次のステップは、その目標に向かってどのようなことをしていくのか、を具体的にしていくことになります。

目標達成のための、実行計画の作成です。

 

実行計画と書いてしまうとなんだか堅苦しくなりますが、「どのようなことをするのか」を明確にしていく作業です。

 

まずは、目標達成のために何をしていくのか、リストアップをしていきましょう。

これには付箋が便利ですが、別に付箋でなくともOKです。

ただし、できるだけ紙に書くこと(あるいは、文字に残すこと)をお勧めします。

 

文字にする効用は、以下2点が大きいです。

●頭の中だけでは、忘れてしまうこともあるが、文字に残していると忘れていても思い出せる。

●頭の中だけでは、もやもやとしていたものが、文字にすることで明確になる。

 

話が変わりますが、言葉には、何かに形を与えてくれるという特徴があります。

この特徴には、いい面・悪い面があるかと思いますが、計画を立てるには、やはり言葉の力は大きいです。

頭の中の考えを具体化していく作業には、言葉の力が大きくなります。

 

ですので、リストアップするときも、できれば具体的な言葉で書いたほうがよりわかりやすくなります。

「〇〇について調査する」よりは「〇〇について、WEBで検索する」とか「〇〇についてアンケートを取る」としたほうがより具体的になります。

すると、さらに作業が思いつきます。

「〇〇について、アンケートを取る」ならば、「アンケートの質問内容を決める」「アンケートを取る方法を決める」「アンケートの結果をまとめる」など。

 

目標達成のための実行項目を具体化することは、実行項目を分解していくことです。

分解して作業レベルまで落とし込むことができれば、次の作業である「スケジュール」の作成が楽になります。

2010/10/09

マーカス・バッキンガム&ドナルド・O・クリフトン(著)『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう』

Marcus Buckingham & Donald O. Clifton "Now, Discover Your Strengths"

ツイッター上で『ストレングス・ファインダー』の話が出ていたので、久しぶりに自分の資質部分を読み返してみました。

 

この本は、優れたパフォーマンスを生み出す34の資質から、自分が特に優れていると思われる5つの資質を見つけ出し、それらを活かしていくことで自分の強みを伸ばしていこう、というものです。

なお、この本には個別にIDが付いていて、サイト上で質問に答えることにより、5つの資質を見つけ出すことができます。

 

34の資質は以下の通り。

アレンジ/運命志向/回復志向/学習欲/活発性/共感性/競争性/規律制/原点志向/公平性/個別化/コミュニケーション/最上志向/自我/自己確信/社交性/収集心/指令性/慎重さ/信念/親密性/成長促進/責任感/戦略性/達成欲/着想/調和性/適応性/内省/分析思考/包含/ポジティブ/未来志向/目標志向

別に、どの資質が良い・悪いということはありません。

 

ここでいう「資質」というのは、簡単に言えば考え方の志向・傾向みたいなものです。

 

私の結果は次の5つ。

 「回復志向」・・・問題解決が好き

 「学習欲」・・・学ぶことが好き

 「収集心」・・・集めることが好き

 「適応性」・・・この瞬間が好き

 「内省」・・・考えることが好き

自分自身でも、この結果を見て納得できる結果でした。

 

しかし、この結果は比較的強い資質であって、他の資質がないわけではありません。

また、これらの資質を活かしていき「強み」にすることが重要です。

「強み」を築いて生きていこう、というのがこの本の趣旨です。

 

果たして、私はこれらの資質を活かして「強み」にできるかどうか。

まだ、「強み」といえるほどではありませんが、現在の仕事には結構活かすことができているのではないか、と思っています。

 

現在の仕事は、コールセンターのSV(スーパーバイザー)という仕事です。

お客様の電話窓口で活躍するオペレーターさんの質問対応や育成、日々のコールコントロールなどの業務に携わっています。

 

お客様からの問い合わせで、オペレーターが自分ひとりでは対応できないような内容に解決方針を与えたり、特別な対応の指示を出したり。

新しい商品・サービスについて、あるいはコミュニケーションスキルの向上のため、研修やコーチング等を行ったり。

より多くのお客様に商品・サービスを利用してもらうため、電話窓口で何ができるか企画を立てたり。

など、電話窓口での実務を司る仕事をしています。

 

日々、様々なことが起こり大変な仕事ですが、5つの資質を十分活かせる仕事であるとも思っています。

 

さあ、才能に目覚めよう

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2010/10/08

「おくたんす」君へ

※注:以前のブログ記事を移し替えたものです。

このブログには、ブログペット( BlogPet )の「おくたんす」君が住んでいます。

誰からも問い合わせはありませんが(^-^;)、今回は、おくたんす君の名前の由来について。


このOCNでのブログを始めたときに少しだけ書いたのですが、以前にもブログを書いていました。

おくたんす君はそのころから、います。

転勤で引越を機にプロバイダを替え、以前のブログはなくなってしまいました…。

エクスポート等しておけばよかったのですが、引越をする頃にはブログを書かなくなってしまっていたため、保存もせずそのままの状態で自然消滅(!?)してしまいました…。(かれこれ2年ほど放置していたと思います…)

今回、プロバイダを替え、またブログを書き始めようと思ったとき、ふと思い出しました。


「おくたんす君は生きているだろうか…?」


おそるおそる(いや、恐れてはいませんでしたが…)のぞいてみると、まだ元気に生きていました。

そして今もここにいるわけです。


ちなみに「おくたんす」というのは Octans からとっています。

Octans は、「八分儀座」の英語名で、「八分儀」とは昔、航海などで方角・方向を知るために使われていた道具です。

「八分儀座」はメジャーな星座ではありませんが、天の南極に位置する星座ではあります。


以前のブログも同じような事柄を書いていましたが、今よりもっとコーチング寄りの事々を書いていました。

何かに迷っていたり、不安になっていたりしたとき、微力ではありますが方向くらいは示したい。

そんな気持ちから付けた名前です。

ちなみにブログのタイトルはそのまま「Octans」でした…。


方向を示すならば、「コンパス」とかもっとメジャーな名前もあったと思いますが、そんな目立つ人間ではありませんので(^-^;)


このブログは、のびのびと書いていこうと思います。 


参考までに:Wikipedia「はちぶんぎ座」

2010/10/07

モビリティスキル

ツイッター上で、 @masamishisei さんのツイートより「モビリティスキル」という言葉を知りました。経済評論家の勝間和代 @kazuyo_k さんがおっしゃっていた言葉とのこと。


「モビリティスキル」とは、「持ち運びできるスキル」「会社や職業や肩書きが変わっても、使えるスキル」です。英語で書くと、持ち運べるスキルなので、 mobile できるスキル「Mobility Skill」ですかね。


このスキル(と、ひとまとめに言ってしまうとちょっと違和感はありますが、)を身に付けたいと思いますし、他の人にも身に付けてほしいと思います。

目標には「すきな具を入れよう」

目標設定のコツの日本語バージョンを考えてみたい、というのが昨日のこと。

今、少し考えてみたのですが、


「すきな具を入れよう」


というのはどうでしょうか?
 

 す:数字を入れよう・・・測定可能、数値化

 き:期限を入れよう・・・達成期限、締切、期日

 な:成り立ちを入れよう・・・理由、関連

 具:具体性を入れよう・・・具体的

 
ちょっと苦しいですが、語呂はいいかもしれません。

2010/10/06

SMARTな目標設定

以前、PDCAサイクルのことを書きましたが、今回はPDCAサイクルの中の「P:Plan」について考えてみます。PDCAサイクルをうまく回すためには、この「P」でどれだけ具体的にできるか、がカギを握っています。

一口に「計画」といっても、ここにはいろいろな要素が含まれています。「目標」や「目的」、「スケジュール」や「資源」「役割分担」などなど。

ここでは、計画の中で根幹ともなる「目標」に絞って書いてみます。

 

どのようなことでも、何かを実行するときは、「目標・目的」があります。小さいことでいうと、「ご飯を食べる」という行為にでも、「食欲を満たす」や「栄養を摂る」などの目的があります。目標として例を挙げると、「500kcal以上の食事をする」とか、「30分以上かけて食べる」とか作ることもできます。(かなりこじつけの感がありますが…)

 

計画を立てるときには、目標設定が重要です。目標設定では、「SMARTな目標」が良い目標とされています。

「SMART」とは、目標設定でのポイントの頭文字をとったものです。バージョンがいろいろありますが、内容は似たようなものです。

S:Specific(具体的)

M:Measurable(測定可能)

A:Attractive(魅力的) あるいはAchievable(達成可能), Attainable(到達可能)

R:Realistic(現実的) あるいはResult-based(結果ベース), Related(関連的), Relevant(適切)

T:Time-bound(期限) あるいはTime-oriented(時間志向)

 

まあ、ごろ合わせと思ってください。どれがオリジナルかはわかりません…

つまりは、「いつまでに何をどのくらいにしたいのか」をできるだけ具体的に魅力的に表現した目標が「良い目標」となります。

 

日本語バージョンを考えてみたいですね。

2010/10/05

小笹芳央(著)『モチベーション・マネジメント』

終身雇用制を中心とした会社と個人の「拘束関係」は終焉を迎えつつある。会社・組織は、より生産性の高い人を選び、個人は自己実現の場として会社を選ぶ、「選択関係」の時代。

 
そのような関係性の中で、より有能な人材を会社に留め活かすためには、「金銭的報酬」ではなく、「コミュニケーション報酬」を中心とした「非金銭的報酬」が必要。個々人の自己実現に対する欲求をコミュニケーションを通して確認・刺激しモチベーションを維持・向上させていく「モチベーション・マネジメント」の必要性を説いています。

モチベーション・マネジメントでの様々な効果や実践事例が紹介され、コーチングの考え方・手法と相通じるところが多々あります。
 

私の職場(コールセンター)は、よくも悪くも流動性が激しい職場。

新人オペレータからベテランオペレータ、雇用形態もアルバイトから正社員まで、様々な方々が働いていますが、それぞれの自己実現を支え活かせるようなマネジメントをしていかなければなりません。が、コミュニケーションの時間は切れ切れになってしまうことが多い。
 

まとまった時間がなかなか取れないのが現状ですが、短い時間でもコミュニケーションを毎日取っていくことが非常に大切であることを改めて感じさせてくれた1冊です。

2010/10/04

適度な緊張感は本音を生むこともある

学生の頃、母校の高校に教育実習に行ったことがあります。

授業をするときはもちろん緊張しました。

ですが、もっと緊張したのは、ホームルームの時間です。
 

授業では、ある程度流れが決まっています。担任の先生と打ち合わせしつつ、その授業の授業計画を立て、それに従って実行する。あらかじめ準備しておくべきことはわかっていて、生徒からの質問もある程度は予想できます。

仕事でいうと、プレゼンをするイメージが近いですね。
 

しかし、ホームルームではどのようなことが起こるのかわかりません。

教育実習で行っていたので、ホームルーム時間に「質問コーナー」みたいな時間があり、生徒からの質問に答えるという時間がありました。もちろん、出てきそうな質問は予想できて、その質問に対しても回答を用意して臨んだつもりでした。
 

そのホームルームの時間で、緊張のためすべての質問を覚えているわけではないのですが、いまだに心に残っていることがあります。
 

生徒からの質問で、「なぜ先生になろうと思ったのですか?」というものがありました。

もちろん教育実習で行っているわけですから、「先生になろうとしている」という前提で生徒は質問してますし、また私自身も回答を用意はしていました。

が、用意していた回答は「つくりもの」でした。

教育実習に行ったには行きましたが、その理由は、「せっかく大学に行ったのだから、とれる資格は取っておこうか。」という安易な気持ちです。先生になる気持ちはあまりありませんでした。

そのため、用意していた回答は「つくりもの」です。


しかし、緊張と、生徒の真面目な顔を見てか、その用意していた回答については、さわりだけで終わりました。用意していた答えは、簡単に書けば「担任の先生に憧れて・・・」というものでした。


しかし、その場で回答した内容は以下のようなものです。

「担任の先生のようになりたいと思いました。しかし、『先生』という職業に就きたいというわけではありません。先生のように、誰かの心に残る人になりたいと思っています。」「『虎は死して皮を残し、人は死して名を残す』という言葉がありますが、名前を残したいと思っています。けれども有名人になりたい、とかそのような大それたことではなく、先生のように誰かの心に残っていれば、それはそれでその人の心の中には名前が残っていることになる。」「すべての人の心に名前を刻むことはできないと思うが、誰かの心の中に残るような人になりたい。」

このような回答を、「〇〇先生(担任の先生)はまだ死んでいないけどね(笑)」という冗談を交えながら答えました。


教育実習で生徒と接しているわけですから、「先生になりたいわけではない」と伝えることはちょっとタブーの感があります。が、言ってしまいました。しかし、その回答にウソはないわけで、自分の中では納得しています。
 

後に、担任の先生(教育実習のOJTでもありました)から、「いいこと言ったな」と誉められました。


聞く側、ここでいうと生徒たちの態度は、適度な緊張感を生みます。その緊張感、真摯に回答を聞こうという態度は、本音を引き出す引き金となることを知ったのはこの時です。
 

また、この時話したことは、今でもよく覚えていて、今でも思いは変わっていません。誰かの心には名前を残したいと思っています。

2010/10/03

和田裕美(著)『「陽転」コミュニケーション』

日経BP社から隔週で発行されている雑誌『Associe』での連載コラム「キャリアを磨くコミュニケーション作法」を1冊にまとめた本です。(ちなみに、現在も連載中です。)

『Associe』は、気に入った特集のときに買って読んでいたのですが、和田さんのコラムは特集記事以外で毎回読んでいたコラムの一つです。そのコラムが1冊になって発売されるということで、久しぶりに予約して購入しました。


タイトルにある「陽転」とは何か?

和田さんの考え方の一つに、「陽転思考」というものがあります。「事実は1つ。考え方は2つ。」「事実を変えることはできないから、そこから『よかった』を探して感謝して、前を向いて生きていく」という考え方です。

「プラス思考」や「ポジティブシンキング」と似ていますが、「マイナスの側面を見ない」「ネガティブなことは考えない」ではなく、マイナスの側面やネガティブなことも考えるが、それはそれで受け入れて、「『よかった』という部分を見つけて、できるだけ早く切り替える」という考え方です。


同じ事実でも立場を変えると、プラスの側面・マイナスの側面が必ずあります。

「円高」も、輸入業者からみると「安く買える」ですが、輸出業者からみると「高く売れない」。「円高」という事実は1つですが、考え方はたくさんある。その考え方の中で自分にとってのプラス(陰陽の「陽」)を見つけて気持ちを切り替えよう、という考え方です。


その陽転思考をベースにコミュニケーション能力を高めていこう、というのがこの本の趣旨であると理解しています。


和田裕美 「陽転」コミュニケーション
和田裕美 「陽転」コミュニケーション

ブログを書く理由

ふと思いついた疑問。

「なぜ、ブログを書こうと思ったのか?」

情報発信?日記?アフェリエイトで稼ぎたい?

 
思いついた解答は、「自分自身のデータベースを作りたい」というのが近いように思います。

仕事から学びたいこと

仕事をする上で必要な知識やスキルはたくさんあります。

自分の取り扱う商品・サービスの知識や、顧客とのコミュニケーションに必要なスキルなど、挙げると切りがないのですが、私が高めたいと思っているものは、どんな仕事をする上でも活用できるような「知識」や「スキル」です。

 
そして、できれば他の人にもそのような「知識」「スキル」を持ってもらいたいと考えています。
 

で、目をつけているものが「コーチング」を中心としたコミュニケーションスキルです。

どのような仕事でも、人と関わらないことはありません。仕事でなくともそうだと思います。
 

人付き合いは、どちらかといえば苦手な方ですが、コミュニケーションスキルをうまく活用して仕事もプライベートも頑張っていきたいと思います。
 

スキルを意識せず、自然にできることが一番ですが。

2010/10/01

表情は周りの雰囲気を変える

10月となりました。天気も良かったですね。


下期(あるいは後期)が始まりました。

朝、通勤電車の乗車駅で行き交う人には、あまり覇気が感じられなかったのですが、降車駅では「これから仕事に向かうぞ!」といった顔の方々が多く見られました。

私の乗車している駅は乗り換え駅でもあるので、まだ仕事モードに入っていなかったのかもしれませんね。


どのような顔で仕事をするのかによって、周りの雰囲気も変わってきます。

表情は雰囲気にかなり影響しますので、時折、鏡を見るといいかもしれませんね。

2010/09/30

PDCAサイクルを回す(3)

PDCAサイクルは、業務改善には欠かせない好循環サイクルです。

Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Act(改善)の4つのプロセスを順に踏みながら、業務を円滑に進めていくフレームワークの一つです。

Act(改善)を終えてPDCAを1周したら、その改善を踏まえて次のPlan(計画)につなげ、次のPDCAサイクルに入ります。

PDCAサイクルを繰り返して、継続的に業務改善を繰り返していくことは、「螺旋を描くように」とか「スパイラルアップ」などと表現されます。

そこで、PDCAサイクルのそれぞれのプロセスにおいて重要なことは以下になります。

【Plan(計画)】:目標を設定し、それを実現するためのプロセスを計画する段階

●明確な目標設定

目標が明確でないと、あとあとの「測定」「評価」が難しくなります。できるだけ具体的で明確な目標設定をしていきましょう。目標設定のフレームワークとして「SMARTな目標」というものがあります。

●目標達成のためのプロセスの細分化

達成のためのプロセスを明確にしましょう。そのプロセスを細分化しておくことは、実行項目の明確化、具体化につながります。また、細分化をすることで、プロセス途中でのマイルストン(中間目標)等も見えてきます。

【Do(実行)】Planに従い実行する段階

●実行記録の作成

実行した記録を取っていきましょう。細かく取っておく必要はないかもしれませんが、Plan段階でのプロセスや中間目標等に関わることは実行記録を取っておいたほうが、次のCheck段階で役に立ちます。

【Check(評価)】パフォーマンスを測定し、目標との比較・分析を行う段階

●分析する・原因を探る

目標と現状、計画上のプロセスと実行プロセスなどを比較しましょう。差異があるようならばその原因を探ります。スケジュールが遅れているならば、その原因(例えば、計画に無理はなかったか?予定外のことが発生しなかったか?想定した時間より時間がかかってしまったことはないか?)。

●途中段階でCheckする

たとえば、1年間のPlanを立てたとしても、1年たってからCheckしたときには、計画と現状の差が大きくなってしまい手が付けられない可能性があります。半期で、1か月で、1週間でもCheckをし続けることがPDCAサイクルをうまく回す秘訣です。

【Act(改善)】プロセスの改善や是正措置を行う段階

●原因に対する対策を実行

Check段階でのPlanとの差異の原因に対して対策・措置を実施しましょう。スケジュールが遅れているならばリスケする、時間が必要以上にかかっているプロセスがあるならば誰かに手伝ってもらうなど、改善策を実行します。


大きなPDCAサイクルを回すためには、小さなPDCAサイクルを回すことが重要です。

2010/09/29

上半期の振り返りをしよう

9月も月末になりました。

4月から始めると、9月末はちょうど半年で節目の時期です。

PDCAサイクル上ではC(Check)を行う、最適な時期でもあります。


さて、自分はこの半年、何をしてきたか?

予定通り進んでいるか?成長しているか?


私自身は、仕事上、目標管理制度の一環で、6月頃に年間の計画を立てましたが、思いがけず転勤があり、計画の再構築を迫られました。半期の振り返りが10月下旬にはあるかと思いますが、そこでは振り返りより目標のすり合わせが主な内容になりそうです。

皆さんはいかがでしょうか?

2010/09/28

PDCAサイクルを回す(2)

PDCAサイクルのPDCAとは、
P:Plan(計画)
D:Do(実行・実施)
C:Check(点検・評価)
A:Act(改善・処置)
です。計画を立て、その計画を実行し、実行した状況を点検し、点検した内容に改善を加える、という一連の流れの頭文字をとったものです。

このPDCAの流れは、「サイクル(cycle)」という語がついています。

つまり、改善した内容を盛り込み、計画を立て、実行する。

そして、実行した状況を点検し、改善を加え、計画を立て…と、P→D→C→A→P'→D’→C’→A’→…のように螺旋を描きながら業務を改善していくことが「PDCAサイクルを回す」ということになります。

2010/09/27

PDCAサイクルを回す

今、仕事でのテーマの1つが「PDCAサイクル」です。

「何をいまさら・・・」と思う方もいらっしゃると思いますが、仕事の基本であるだけに奥が深いです。

現在、新人のOJT担当をしているので、OJTを通じて改めて自分の業務を振り返っています。

2010/09/26

学習の4つのステップ

何事でも、新しいことを始めようとすると時間がかかってしまいます。

以前も少しブログを書いていましたが、設定方法など、以前のブログページとは体裁が異なっていて、「あの機能はどこにあるのかな。」「こんなデザインにしたいけど設定はどこからすればいいかな。」など、迷いながら確認しながら進めていくため、書くのに時間がかかってしまいます。

学習のステップは4つあると言われています。

  1. 無意識の無能
  2. 意識的な無能
  3. 意識的な有能
  4. 無意識の有能

「無意識の無能」は、何ができるのかを知らない段階。
「意識的な無能」は、できないことを知った段階。
「意識的な有能」は、意識すればできる段階。
「無意識の有能」は、意識しなくてもできる段階。

この4つの段階を踏んで、学習していきます。

はじまりの日

ブログを再度はじめました。

転勤があり、PCも買い替え、ネット環境も新しくなり、プロバイダも変わり・・・
ということで、ブログも1からです。

前回のブログでは、コーチングにテーマを決めて書いていましたが、テーマを絞ってしまうと他のことが書きにくくなってしまったので、テーマを絞らず、のびのびとゆっくりと書いていきます。

気の利いたことは書けないかもしれませんが、よろしくお願いいたします。

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